「ごめんなさい」「申し訳ないです」(謝るとき)の英会話
「ごめんなさい」「すみませんでした」の英訳でまず思うのは、I'm sorryですね。でもこのI'm sorryは、日本語で「すみません」という場面全てで使えるとは限りません。Excuse meとの使い分けを理解しておきましょう。また良く言われるように、交通事故を起こした時などにI'm sorryと言ってしまったら、自分の過失を認めることになるので、重大な場面で言うのは気をつけるべき英語フレーズです。
<1>謝罪「ごめんなさい」「すみませんでした」「申し訳ない」を伝える英語表現
(1)謝罪の気持ちを伝える基本の英語フレーズ
・I'm sorry. (すみません/ごめんなさい)
▼I'm sorryには、「心が痛む」「もっと違うことをしていたら、この場面はなかったのに」というやや重いニュアンスがあります。なので、例えば道で軽く人にぶつかったときや、あえて人の邪魔をしてしまうとき(知らない人に道を聞くとき、映画館で人の座席の前を通るとき、話を中座するときなど)は、Excuse meと言います。
▼またI'm sorryは「心が痛む=悲しいと感じるとき」も使います。例えば、誰かの病気や死を聞いた時I'm sorryと言えば「心が痛む=悲しい=お気の毒です」の意味になります。
▼そしてよく言われるように、交通事故を起こした時などにI'm sorryと言ってしまったら、自分の過失を認めることになります。これはI'm sorryの「もっと違うことをしていたら、この場面はなかったのに」のニュアンスのためです。
・Sorry about that. ((そのことは)ごめんなさいね)
・I'm sorry to trouble you. (お手数をおかけしてすみません)
・I apologize. (謝罪します)
・I apologize for the trouble. (ご迷惑をかけて申し訳ありません)
*apologizeを使うと、明確な謝罪でよりフォーマルな響きになります。
・Excuse me. (失礼!/失礼します/日本語では「すみません」とも言う)
*人とぶつかったとき、人が座席に座っている前を通るとき、パーティで中座するときなどは、sorryではなく、Excuse meと言います。
・Sorry, are you OK? (ごめんなさい、大丈夫?)
・I'm sorry, I'm busy now. (すみません、今忙しいんです)
・I'm sorry, I'm late. (遅れてしまって、ごめんなさい)
・I'm sorry, I couldn't come. (行けなくて、ごめんなさい)
・Please forgive my rudeness. (失礼を、お許しください)
(2)「本当にすみません/ごめんなさい」など深く謝るときの英語フレーズ
・I'm so sorry. (本当にすみません)
・I'm awfully sorry. (大変申し訳ありません)
・I'm terribly sorry. (大変申し訳ありません)
・I'm really sorry for being late. (遅れてしまって本当にすみません)
・I'm sorry. I feel awful. (すみません。本当に申し訳なく思います)
(3)その他の謝罪の気持ちを表す英語フレーズ
・I feel really bad. (本当に後悔しています/悪かったと思います)
・I feel very regretful. (とっても後悔しています)
・I deeply regret that ~. (~したことを、ひどく後悔しています)
*例:I deeply regret that I made such a big mistake.
(あのような大きなミスをして、とても後悔しています)
・I was careless. (私が不注意でした)
・It's my fault. (私の責任です)
・Can you forgive me? (許してくれる?)
・I didn't mean it. (そんなつもりじゃなかったんだ)
・I'm sorry to have kept you waiting. (待たせてしまって、すみませんでした)
*待たせてしまった相手には丁寧にあやまりましょう。友人、同僚に対して使えるので覚えておけば、きっと役に立ちます。
◆謝られたときの返事は、こちら >「謝られたときの返事の英語(いいのよ、大丈夫/許せないとき)