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「without a trace」( FBI 失踪者を追え!)シーズン1

GyaO!でシーズン1の動画を無料で見られて、すっかりはまってしまいました!

クライムドラマですが、FBIの失踪者を探すチーム(Missing Unit)の話で、舞台はNYです。もうアメリカではシーズン7が2009年に放送されて、終了してしまっているんですね。


f:id:miria-81:20190214030925p:plain2002年にアメリカでオンエアされたときは、とても視聴率が高く、その後も シーズン4までは、かなりの高視聴率を誇っていたようです。 その後、シーズン5、6と徐々に視聴率が下がり、とうとうシーズン7で終了とか。 この手のストーリーは、たくさん新鮮なバリエーションを作るのが、きっと難しいんだと思います。 でも、シーズン1を見る限りは、とってもおもしろいですよ!


withoutatracedvd1.png失踪事件が起きたら48時間以内に見つからないと、死んでいる場合が多いということで、 FBIにとっては、まず最初のリミットが48時間。それを過ぎても、身代金の要求などがあるとまだ失踪者は生きている!ということで、こういう状況ではうれしいニュースなんです。


失踪者は、シーズン1で割と多いのが未成年の子ども。 黒人の少年、里親に育てられている少年、ベビーシッターに多くの時間預けられている 優秀なワーキングマザーの子ども、殺人事件の証人となったため保護されている父親の子どもなど。 もちろん女性など、大人の失踪事件もあります(第1話は20代女性です)


いろいろな失踪事件を通して、人種問題や、証人保護の問題、二重結婚、少年愛、DVなど アメリカの社会問題が身近に感じられるのが、このドラマの興味深いところ。 またNYが舞台なので911を絡めた犯罪や、FBI内の葛藤が題材になっているストーリーもあります。


クライムドラマで一番はまった「クローザー」と比べると、FBIとは言え、 地味な展開で、銃撃戦もあまりありません。


でも、なんの手がかりもなく失踪してしまった人を、 身元調査や聞き込みをして少しずつじわじわとどんな人なのか理解していき、 ついには失踪の謎を解いていく、その段階はすごく興味深いものがあります。 人の心理をひとつずつ一緒に推理していくドラマと言えるかもしれませんね。


FBIの捜査スタッフのプライベート・ライフは、あまり描かれません。 捜査官は、
・経験豊富で、とても愛情深いチームのトップ、ジャック・マローン (アンソニー・ラバーリア)、
・時に感情的になるけれど鋭い女性捜査官、 サマンサ・スペード(ボビー・モンゴメリー)、
・頼れる年配女性捜査官 ヴィヴィアン・ジョンソン(マリアンヌ・ジャン=バプティスト)、
・マイアミ警察から来たやや荒っぽいやり方もするダニー・テイラー(エンリケムルシア―ノ)、
・父がFBI副長官でちょっとお坊ちゃん風のマーティン・フィッツジェラルド(エリック・クローズ) といった人たち。


ジャックとサマンサが、もしかしたら?と思ったけれど、やっぱり、という過去があるようです。 シーズン2、3、4、などで少しずつ、プライベートなことが分かっていくのでしょうか、楽しみです。