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『シャーロック』シーズン1~BBCの人気ドラマ

BBC制作の「シャーロック」は、とても面白い海外TVドラマです!

あのシャーロックホームズ(コナンドイル原作)が21世紀の住人になり、ネットや近代機器を使うとても有能な「コンサルタント探偵」となって事件を次々と解決していくドラマ。コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」を大胆にアレンジしたもので、『21世紀版シャーロック・ホームズと言われています。


古い探偵物語と思っていたシャーロックホームズが、近代によみがえるだけでも興味津々。さらに、シャープだけど気難しくて、常識が通じない女嫌いのアブナイ男、シャーロックはミステリアスで魅力です。BBCで放送されて大反響を呼んだというのも、納得!


そのシャーロックを演じているのは、ベネディクト・カンバーバッチ。1976年生まれで、イギリスのパブリックスクール時代から演技を始めた根っからの役者さん。舞台経験も豊富で、日本でも上映された映画では「アメイジング・グレイス」やスティーブンスピルバーグの「戦火の馬」、「裏切りのサーカス」、「ホビット思いがけない冒険」(声のみの出演)などに出ています。


もちろんワトソン君役もいて、マーティン・フリーマンという俳優が演じています。大学で医学を学んだ後アフガン戦争に軍医として派遣され、戻って来るもPTSD心的外傷後ストレス障害)に悩んでいるところ、シャーロックを紹介され一緒に働くことになってしまった、という設定。アフガン戦争の後遺症に悩む人というのは、アメリカの犯罪TVドラマなどにもよく出てきますが、欧米ではそれだけ身近というか深刻なんですね、きっと。


シーズン1は3話ありますが、それぞれがコナンドイルの原作にちなんだストーリーにしているのも、シャーロックホームズ大好きなファン(シャーロキアンというらしい)には、とても人気です。シーズン1の第1話はコナンドイルの「緋色の研究」、第2話は「恐怖の谷」「踊る人形」、第3話は「ブルースパーティントン設計書」が脚本の下敷きになっているそうです。(そんなことを知らなくても十分楽しめますが、トリビアルなことを知っていて見ると、もっと面白いらしいです)


シャーロックは、服装や持ち物はとても高価なブランド品が多く、シーズン1ではスマートフォンBlackBerry Bold、パソコンはVAIOを使っています。


シャーロックのシーズン1(全3話)は、イギリスBBCで2010年7月~8月に放送され、日本では2011年8月にNHK BSプレミアムで放送され、また2012年にはAXNミステリー(スカパー!などで視聴可能)で放送されました。2013年1月には、なんと!NHK総合放送でも放送されています。私は残念ながら、イギリス好きでシャーロキアンの友人に後から教えてもらったので、TSUTAYAでDVDを借りました。シーズン2(全3話)もあり、またシーズン3も2013年に制作されて、2014年にイギリスBBCで放送されました


海外TVドラマのミステリー・犯罪ドラマで面白いものを探している人には、とってもおすすめ!映像処理なんかも斬新です。それにしても、アメリカのテレビドラマとイギリスのテレビドラマは、本当にストーリー展開や映像トーンが違いますね。イギリスのTVドラマは、映像に陰影があり、知的でシリアスな雰囲気が漂っています。どちらもそれぞれ、魅力がありますよね!


【参考】
製作総指揮:マーク・ゲイティス/スティーヴン・モファット/ベリル・ヴァーチュウ/レベッカイートン/ベサン・ジョーンズ/スー・ヴァーチュウ
脚本:マーク・ゲイティス/スティーヴン・モファット/スティーヴ・トンプソン

出演者:ベネディクト・カンバーバッチシャーロック・ホームズ
マーティン・フリーマン(ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン)
マーク・ゲイティス(マイクロフト・ホームズ)
ルパート・グレイヴス(レストレード警部)
アンドリュー・スコット(ジム・モリアーティ)
ウーナ・スタッブス(ハドスン夫人
ヴィネット・ロビンソン(サリー・ドノバン)
ルイーズ・ブリーリー(モリーフーパー)